・1991年にフィリピンのフィナツボ火山が大爆発したとき、数年にわたって地上気温は0.5度下がった、1992年8月のアメリカは77年ぶりの冷夏で多湿だったが、それが過ぎると気温は上がった(p33)
・水蒸気は、ほとんどが、海・川・地面からの水分の自然蒸発によって発生、大気中にどれほどの水蒸気が含まれるかは、地球がどれほど暖かいかに左右される。二酸化炭素が増加して温暖化すると、大気中の水蒸気も増える(p47)
・メタンガスは二酸化炭素の21倍も熱を吸収するが、短時間で分解するので大気中には長くとどまらない(p49)
・森林樹木が、木材ないし燃料として伐採されて農地として開墾されると、二重の意味でダメージになる、1)植物のなかに貯蔵されている炭素が大気中に放出、2)燃やされれば炭素増加(p79)
・雲は温暖化を推し進める効果もあるが、雲はどの程度の高度にあるのかコンピュータモデルに組み込みにくい(p86)
・グリーンランドや南極を覆っている氷床がすべて溶けると、60メートルも海面は上昇する、1割がグリーンランド氷冠、1割が南極大陸西部の氷床、残りが東部氷床(p89)
・地表と下層大気の温度はいちじるしく上がった、ところが高層大気は逆に冷えた(p98)
・南極大陸の温度は上がっているのに、浮氷が増えている理由の一つは、オゾンホールが大きくなって風のパターンが変わったから(p139)
・気温が上がると海から蒸発する水蒸気量が増えて、それが雨になって還元される、真水の雪が暖かい海水を下に押し下げて氷が増える(p140)
・温暖化が進むと海からの蒸発が盛んになって、陸地が乾燥しやすく、上空には水蒸気があるので、降雨や降雪量が多くなる(p148)