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summary

約束の海

約束の海の写真

私はあまり小説は読まない方だと思いますが、彼女が書いた何点かの作品(白い巨塔・華麗なる一族・不毛地帯)には感動しました。

いずれもドラマや映画を見た後に本を読んだのですが、一読して、山崎女史が綿密な取材をしていることが伺われ、本を先に読んでいたら映像を見てショックを受けただろうと思ったものです。

さて、山崎女史は昨年後半(2013.9)にお亡くなりになったと記憶していましたが、恥ずかしながら、この本の連載をしていたことを知りませんでした。ネットで山崎女史の新作が発売ということで、中身さえも確認せずに購入し、先週後半(2014.2)から読み始め楽しいひと時を過ごさせていただきました。

最後の解説によれば、この本は三部作で完成することになっていたようで、この本は彼女によって書かれた第一部のみです。

残りの第二部と第三部は原稿としては創出されませんでしたが、それを書くための準備・取材をされていたようで、山崎プロジェクト編集室の方が、その後の展開を予想された内容を紹介してくれています。

第二部では主人公の父を話題にした展開、第三部では、現代に近い舞台での展開が待っていたようです。最後まで書いて欲しかったなと思うと同時に、自分で最後までをイメージすることのできる「記憶に残る素晴らしい本」になったことは事実です。

山崎さん、本を読むことの楽しさを与えてくれて有難うございました。