・私が7カ国語を習得することができたのは、「語学ができない人たちが語学のできない人たちを再生産するシステム」に気づくことができたから(p8)
・外国語ができない人は、単語の日本語訳を覚えているのみ、できる人は、単語そのもののイメージやニュアンスを理解している(p20)
・外国語の文字列とその日本語訳を暗記するのではなく、じかに音声と概念とを結びつける(p32)
・外国語で喋るというケースでは、例えば「桜の木が並んでいる状態」のイメージから、じかに英語で表現される。(p35)
・与えられた文を単に暗記するのではなく、それを実際に使う場面を想定し、頭の中で、あるいは口に出して使っている。わざわざ現地へ行かなくても、頭の中のシミュレーションで世界と言葉をつなげている(p36)
・音声がつかめてくると、単語や文章表現の記憶も飛躍的に向上する、聞き取れない・話せない人は、聞いている量が圧倒的に足りない(p46)
・GW1週間に、一日あたり10時間やったら、それだけでも大幅に語学力はアップする(p57)
・聞き流すのではなく、できるだけ自分の感覚で観察することを心がける、実際の音のつながりはどうなっているのか、日本語の場合とどう違うのか、そういったことを自分で考えることで聞き取り能力はアップする(p67)
・中国語、韓国語、フランス語は、鼻に息を抜くかどうかで異なる意味となる場合があり、はっきりと発音し分けている(p72)
・中日辞典をめくると、それほど多くの意味は載っていない、これは日本が古くから中国の言葉を取り入れてきた歴史があるため、日本語にある漢語の概念と一対一で対応することが多いため(p88)
・外国語を自由に操れる人の頭の中では、言葉は道具ではない、世界と一体になっていて切り離すことはできない(p97)
・漢字において、同じ字形を含むとは、同じ音符を持っているということで、つまり古代においては同じ音であったという歴史を示している(p105)
・日本語の音読みで同じ音を持つ漢字は、現代中国語でも同じ発音であることが殆ど、中国語はある一定のレベルに達すると語彙の習得が容易になる(p106)
・英語の本来語(古ノルド語など)とラテン語(およびギリシア語)系の言葉との違いは、日本語における和語と漢語の違いに近いところがある(p113)
・フランス語起源の動詞(例:donate, contribute,transfer,explainなど)は、二重目的語をとれないので、toを用いる必要がある(p114)
・複数の言語を学習することは、すでに学習した言語を相対化することにつながり、お互いの底上げも可能になる(p115)
・使える外国語を身につけるためには、日本語をできるかぎり介さずに、その言葉の語感をじかにつかむことが大切(p123)
・帰納的に学ぶのが大事、「なんでそう言うのかわからないけど、この場合にはこう言う」を集める、そして、できるだけ多く気づいていく(p158)
・現状、独学にもっとも向いているテキストは、NHKラジオ講座。半年分でだいたいの文法は網羅される(p195)
・本当に語学を習得しようと思ったら、一冊を隅から隅までやるより、8割の出来で、このテキストはいったん終わりにして、同じレベルの別のテキストに進むのが効果的(p197)
・最初のうちは、言葉につまったら何を言うのかも事前に考えておく。聞き取れなかったら、沈黙ではなく、どこがわからないのか、その箇所をリピートして、「~はどんな意味?」と聞けばよい(p204)
・短期集中が効果的、1日3時間x1ヶ月、1.5時間なら2ヶ月というように(p208)
・中級以上レベルの言語と、初級レベルの言語の2つ、あるいは中級レベルの2つを同時に勉強するのが良い(p212)
・中国語の場合、中級以上になると、使える語彙の数と表現の数を増やしていく作業となる。この作業が中国語では他の言語に比べて非常に簡単(p216)