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summary

人間の分際 (幻冬舎新書)

人間の分際 (幻冬舎新書)の写真

・分際とは、身の程、のこと。財産でも才能でも、自分に与えられた量や質の限度を知ることが大事(p4)

・身の丈に合った暮らし方をするということが、実は最大のぜいたくで、それを知るにはいささかの才能がいる(p6)

・失敗には、意味も教訓も深く込められていることが後で分かる。その過程を意識して、人生の流れの半分に作用する自助努力はフルに使い、自分の力の及ばない運、つまり神の意志にも耳を傾けて深く悩まない方がよい(p31)

・運命を受け入れ、そこからそれぞれの道を歩き出す気力があるかないかの違い(p47)

・不公平に慣れないと器が小さくなる(p55)

・不幸が、むしろその人の個人的な資産になって、その人を強く、静かに輝かせている(p69)

・人の生き方に口を出すべきではない、ただひたすらに外からその成功や健康を祈ればいい(p88)

・欠点をさらしさえすれば、不思議と友達はできる。他人は、美点と同時に欠点に好感を持ってくれる(p105)

・愛とは、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐えること(p123)

・人に何かを与えることが幸福の秘訣(p155)

・心配とか恐怖は、人間が不必要なものをたくさん所有しているときに起こる(p159)

・人間が自分でなしうるのは、多くの場合、与えられた偶然に乗っかっての結果だとわかってくる(p172)

・年を超えても見事だと思える人は、それは与えられているものに対して感謝できる人である(p173)

・成功した人生とは、1)生きがいの発見、2)自分以外の人間ではなかなか自分の代替が利かない、という人生でのささやかな地点を見つけること(p176)

・人間は誰でも、自分の専門の分野を持つことである。小さなことでいい、自分はそれによって社会に貢献できるという実感・自信・楽しさ、を持つこと(p177)

・道楽とは、苦労を楽しみと感じられるように変質させ得るもの(p178)

・自分の得意で好きなことをするのが成功と幸福につながる、まず、自分の得なものを発見する、次にそれを一生かかって続ける(p179)

・人生のおもしろさは、そのために払った犠牲や危険と、かなり正確に比例している。冒険しないでおもしろい人生はない(p191)

・人と比べるのをやめると、ずいぶん自由になる。限りなく自然に伸び伸びと自分を育てることができるようになる(p194)

・人間は50から先の生き方が大切である、それはその時期を過ぎると、人間は一日一日弱り、病気がちになるという運命をもっているから(p211)

・人間が高齢になって死ぬのは、多分あらゆる関係を断つということ。分を知って少しずつ無理がない程度に、狭めて軽くしていく。生きるのに基本的に必要なモノだけ残す(p220)

・死ぬ前に2つのことを点検しておく、1)自分がどれだけ深く人を愛し愛されたか、2)どれだけ面白い体験をできたか(p227)