・みずからの感情をコントロールできる能力を、心理学では「セルフ・コントロール」をいう。感情的にならない人とは、一般的にこの力が強い(p34)
・慈悲喜捨の、「喜」とは、相手に喜ばしいことがあった時は、自分も一緒になって喜んであげる、ということ。妬みや嫉妬の感情を生み出さない(p45)
・平常心を失いそうになった時には、副交感神経の働きを強めるべき、気持ちを落ち着かせる働きがあるので。そのためには、深呼吸の外には、「動作をゆっくりする」ことが良い、「ゆっくり歩く」ことは、脳の働きを活性化させる(p60、63)
・起きる可能性のあるトラブルを、あらかじめ予測(具体的なイメージ)しておく、そして、その対処法を考えておくことがポイント(p67)
・アクシデント、トラブルは、後になればいい思い出になる、と心得ておけば、その事態に見舞われた時に、慌てずにすむ(p73)
・強がるのではなく、ありのままの自分を受け入れて、自然体で生きていく(p81)
・優れている部分を自分でしっかり認識できていれば、劣っている部分に惑わされることなく、自分自身を「価値ある人間」と考えられる(p85)
・メタ認知能力を高めると、感情的にならずに済む、そのために具体的にすべきことは、書くこと。これにより自分を客観視できる、気持ちが落ち着き、冷静な判断ができる(p97)
・はっきりした目的意識を持つことで、自分の弱さを克服できる。目的意識が、心が折れそうになったときの支えになる(p109)
・怒りの感情は「六秒」で収まる、たった六秒間だけ「怒らない」ということに意識すると、怒りの感情は消えてなくなる(p122)
・怒りは、我慢するのではなく、軽く受け流す、のが良い。音楽や瞑想は、怒りを軽く受け流すためのトレーニングの一つである(p127)
・悪口を受け取らない、とは、「相手にしない」「言い返さない」「気にしない」と理解する(p131)
・他人と自分を比べることは、往々にして、感情の乱れ、の原因となる(p144)
・他人を羨むくらいなら、褒めるほうが良い。ほめ言葉を使えば、自分の精神面への悪影響はない(p147)
・冷静な心を保つ方法のひとつとして、「一人の時間を大切にする」こと、終業後、毎回同僚に付き合うのではなく、一人の時間を持つこともする(p153)
・緊張しないコツは、うまくやろうと思わない、自分ができる範囲で頑張る、というように開き直る(p167)
・普段の生活の中で、人前で話をする、トレーニングをしておく。普段の生活の中で、実戦の時のような緊張感を持った体の動き方を心掛け、反対に実戦に際しては、普段通りのリラックスした体の動き方を心掛ける(p169)
・身だしなみを整えることで、自然と自分に自信がついて、落ち着いて振舞えるようになる(p171)
・辛い経験から教訓を見出せば、それは「いい経験」になる。過去の経験から自分のために役立つことはないかを問う、この「問う」という理性的な行為が気持ちを落ち着かせる(p181、187)