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語彙力こそが教養である (角川新書)

語彙力こそが教養である (角川新書)の写真

・ほんの1分間のプレゼンで、それまでの人生で読んできた本の種類やインプットの量を予想できる、それは、複数の事柄をひとつの言葉で表現しようとするか否か、である(p17)

・日本語の90%を理解するために必要な語彙数は、およそ1万語。英語は3000語、スペインやフランス語は2000語程度(p21)

・語彙力の低下は「素読文化の減衰にある」、素読とは、意味や内容を詳しく理解する前に、とりあえず声に出して本を読むこと、これは精読(意味をじっくりと考えて頭で読む)とは異なる(p26)

・語彙を身につけるには、その言葉が含まれる文章ごと文脈のなかで覚えるほうがずっとラク(p27)

・耳で聞いた単語(ひらがなの音)を反射的に漢字変換できるかどうかが、自分の語彙力を測る一つのポイント(p34)

・消極的な語彙になってしまう理由として、1)実際に使った回数が少ない、2)言葉の由来を知らない、がある(p37)

・本を読む習慣が、半年後、一年後、五年後の語彙をつくり、あなたを作っていく(p67)

・ドストエフスキーノ5大長編:カラマーゾフの兄弟、罪と罰、白痴、悪霊、未成年、は人生の課題図書である(p78)

・ミステリーの書き方、という本は、現代を代表する43人のそうそうたるミステリー作家が自身の創作の秘訣を明らかにしている(p87)

・語彙の裏側にあるストーリーを共有することで、意思疎通の濃度がぐんと高くなる(p92)

・日本語は、夏目漱石一人でマスターできる、坊ちゃんはお薦め(p161)

・読み書きが一部の人だけのものであれば、言文一致の問題は大きくならなかっただろうが、庶民レベルまで浸透してくると、書き言葉と話し言葉が乖離しすぎていて不便ということになる(p169)

・面白い話を人に伝えられないのは、意味だけをとらえている。語彙や口調を軽んじている(p183)