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バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる (光文社新書)

バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる (光文社新書)の写真

・大学では、英語と会計・簿記だけは、しっかりと学んでおきなさい、というのが筆者の持論である(p10)
・ストックとは、ある時点での金の「状態」を表す数字、フローはある期間に限った金の「動き」を表すもの(p17)

・家計のバランスシートとは、左側に置かれるのは勤めている会社から将来にわたって受け取る将来給与、右側は生きていくための必要な出費である(p25)

・一般の家計で企業のようなバランスシートがあてはまるのは、住宅ローンを組んで不動産を取得した場合。資産は、貯蓄(含む相続)+家+将来の給与、負債が住宅ローン、貯蓄+家-住宅ローンが純資産となる(p28)

・政府が預金をたくさん持っていることは、民間でお金がうまく回っていないことになる(p34)

・日本の借金は1000兆円で世界一、でも資産も700兆円で世界一である。そのうち、貸付金・出資金の200兆円は、換金すると特殊法人がなくなる(p80、82)
・国際金融のトリレンマとは、固定相場制・自由な資本移動・自由な金融政策、を同時に実現できないということ(p85)

・円高の要因は、日銀がとってきた金融政策(通貨供給が不十分)にある(p101)

・経済に影響を与えるのは、実質金利(=名目金利から物価上昇率を引いた数字)である(p113)

・ノーベル経済学賞の正式名称は、「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞」であり、ノーベルが遺贈したものではなく、スウェーデン国立銀行が設立した賞である(p118)

・M(貨幣ストック)xV(貨幣速度)=P(価格)xY(生産量)(p118)

・デフレと人口減少、デフレと潜在成長率には相関がない、ただし、通貨増加量とインフレ率には正の相関がある。人口の増減と物価変動には相関関係はないが、GDP(人口x給料)なら大いに関係がある(p127、132)

・因果関係があれば、相関関係がある。相関があっても、因果関係があるとは限らない(p135)

・国債利払い費は、国債の年限によって違ってくる、年限は5-6年なので、6年後にはほとんど横ばいになる。なので、財務省は絶対に3年分しか見せない(p171)