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summary

超訳「般若心経」 (PHP文庫)

超訳「般若心経」 (PHP文庫)の写真

・般若心経を唱えたら人生が変わったとか、唱えただけで夢がかなったなどということは絶対にない、書かれている内容を理解せずに、ただ文言だけを音で唱えても、ご利益は無い(p5)

・日蓮宗、浄土真宗では、般若心経を唱えないが、開祖である、日蓮や親鸞も元は、天台宗のお坊さん。比叡山延暦寺には木像もある。さらに、法然、栄西、道元らの、鎌倉新仏教の開祖たちもみな、比叡山で修業した天台宗の僧である(p17)

・瞑想とは、自分自身から離れて、自分自身を外側から見つめなおす作業、自分を外側から見るには、自分と周囲との関係をよく見る必要がある(p18)

・般若心経の「心」とは、マントラ、つまり「呪文」である、もともとは「般若心」と呼ばれていた、つまり、般若のマントラであった(p24)

・マントラの出典について仮説としては、シュメール文明である、一般的にはメソポタミア文明である。最後の部分は、サンスクリット語ではよくわからないが、シュメール語では意味が通る。(p34)

・シュメール語では、「とありたい、とありたい、とありたくないとありたい、からこそとありたくない、それでとあるのだ」(p35)

・マントラは、その言葉自体に力があるのではなく、それを唱える人の心に力がある(p38)

・空とは、有も無も両方を包み込む概念、有でも無でも同じだよ、というのが「空」。高い視点で、その両方を見下ろすことができる概念(p40)

・円には必ず中心がある、といっても点には面積も体積もない、つまり、点はあるとも言えるし、無いとも言える。それこそが、まさしく「空」(p50)

・上座部仏教では、「空」という言葉は使わずに、「縁起」という概念を使う(p51)

・五蘊とは、色薀(物質的な存在)、受薀(五感で感じる感覚)、想薀(感受した情報を脳が想起するもの)、行薀(こうしようと思う心の働き)、識薀(認識作用)である(p55)

・般若心経の内容をしっかりと理解して、その中身をリアルにイメージできれば、アファメーションと同じ効果が生まれて、内容が現実化する(p58)

・アファメーションで最も大事なのは、明確なゴールを設定して、そのゴールが詳細にイメージできる内容になっていること(p59)

・中国語では、協調したい内容を、語順をひっくり返して繰り返すことが多々ある(p114)

・受想行識とは、全ての心の作用を指し、受:感覚、想:感情、行:意志、識:認識(p125)

・五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)に、心の作用を加えたものが、六根(眼耳鼻舌身意)、情報入力のインターフェース(p139)

・六境(六下処)は、六根という感覚器が感知する対象と捉えるべき、「色」は目で見える物質の色、形、「声」は耳に聞こえる声、音、「香」は、鼻で感じる香り(におい)、「味」は舌で感じる味、「触」は皮膚で感じられる触覚、最後の「法」は、心で感じるものを指す、これらもすべて「空」である(p145)

・六根+六境=十二処、これに、眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識の、「六識」をあわせて、「十八界」と呼ぶ(p148)

・煩悩はなくさなくてよい、だた一度止めてみる、そうすると自分や世界を自由に観ることができる、これが、止観瞑想である(p161)

・生老病死、の四苦に、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五取薀苦、の4つを加えて、「四苦八苦」と言う、その原因を取り払うのが、八正道という(p162)

・一切の苦しみを取り除くのは、マントラの力ではなく、止観瞑想によって、自分も含めたすべてのものが「空」であるとリアルに感じる力である(p180)

・「幸せ」とは、到達すべきゴールを設定し、それに向かうためのベストの選択をすること、これ自体が「幸せ」(p194)

・ゴールは、自分が幸せだ(うれしい、楽しい、気持ちいい、すがすがしい、誇らしい)と感じられるもの、あなたが行う選択は、必ず「幸せ」を感じるための選択になる(p195)

・何等かの選択的行動を取る際、必ずその役割に近づける選択をすべき、その選択をしているあなたは、すでに「幸せ」だから(p201)

2015年7月5日作成
2017年9月10日作成(再読)