・現在の第三次ブームの原動力になっているのが、先進的な機械学習の実用化である。機械学習とは、コンピュータに大量のデータを学習させ、人間のように音声や画像を認識したり、最適な判断を下したりできるようにする技術のこと(p21)
・第三次AIブームを牽引するディープラーニングは、1)新たな技術的手法、2)膨大な計算リソース、3)ビックデータの3要素が必要である(p32)
・ビックデータとは、3V、1)データサイズの大きこと(Volume)、2)データの種類の多様性(Variety)、3)データの発生頻度や更新頻度(Velocity)である(p39)
・機械翻訳には、1)従来の、ルールベース機械翻訳、2)統計的機械翻訳で、対訳文を学習した翻訳モデルと、翻訳先の言語の語順を学んだ言語モデルから成っている(p60)
・翻訳精度を上げる状況となったのは、2016年にグーグルが自社の翻訳サービスで実装した、ニューラル機械翻訳と呼ばれる技術の登場である、人並みの翻訳精度となるのは時間がかかり、実用化までは長い道のりと思われていた機械翻訳への考えを一変させた(p62、64)
・熟練工が日々のサ行のトライアンドエラーから工夫しているように、ロボットが自ら失敗から学び改善する道が開けようとしている(p72)
・米国にある、ローカル・モーターズは、世界初の3Dプリンタで作られた電気自動車「LM3Dスイム」がある(p95)
・自動車産業における4次元企業とは、ライドシェアリング(ウーバー)、カーシェアリング、自動運転(エヌビティア)、自動車製造(テスラ、ダイムラー)(p118)
・代替え可能性の高い職業は、1)これまでコンピュータで代替しにくかったホワイトカラーの業務、2)比較的高収入の仕事である弁護士等の法律関係の職業(p131)
・レベル3までのいわゆる準自動走行システムは、現行法やジュネーブ条約などの国際条約に抵触することなく導入が可能となる、しかしレベル4の完全自動走行システムについては現行法外である(p151)
・脳のリバースエンジニアリングをするには、いくつかのステップが必要、脳の内部を詳細に知るために、モデル化、最終的には脳の各領域をシミュレートする、2029年には利用可能となるだろう(p166)