・貨幣市場、財市場、労働市場の3つの相互作用の結果、一国のGDPがどれくらいになるのかを理論的、実証的に分析するのがマクロ経済学である(p14)
・人間が汎用人工知能やロボットに負けない、CMHの3つの領域がある、C:クリエイティビティ、M:マネジメント、H:ホスピタリティ(p17)
・技術進歩が継続しているにもかかわらず、経済成長がゼロとなる定常状態があるとすれば、それは労働者の労働時間を減らすことで実現できるはず(p56)
・日本では、人工知能、IOT(モノのインターネット)、ビックデータが、第四次産業革命を引き起こす3要素と言われている、データをいかに収集するかということが大事(p59)
・ピケティの言っていた、R>G(資本利益率>経済成長率)は、資本家の取り分が労働者の賃金を上回るペースで増えることを意味する(’p68)
・申告納税者の所得税負担率は、年収1億円が最高、それ以上だと減っていく(p75)
・全企業が内部留保を取り崩して従業員の賃金をアップすれば、家計がお金を使うようになりすべての企業が潤うが、実際にそういった行動がどれる企業はまず無い(p78)
・マネタリーベース残高469兆円で、そのうち320兆円を預金準備が占めている(p84)
・国の借金は1071兆円(2017.3)だが、日銀保有の国債は400兆円、年間80兆円の国債を買い取っているので、いずれ国債はゼロになる(p103、108)
・マネタリーベースは形式的には債務だが、実質的には借金ではない、返さなければならないとするならば、世の中から貨幣をなくすことになる、すると市場経済が崩壊して、多くの人々が飢え死にする(p105)
・ベーシックインカムが国民に支給されるようになれば、無理をして働く必要はなくなる、すると労働を通じてお金を得て、収入を比較すること自体もあまり意味をなさなくなる(p118)
・人類の歴史が大きな変化を遂げたのは、1)約一万年前の農耕牧畜の開始、2)都市と国家、社会制度の確立した、1000年前、その後、300、100、30年前に変革店が表れている(p121)
・シンギュラリティに到達する前に、人々の価値観や意が大きく変わってくるということ(p124)
・一時期、「疑似科学」とレッテルを貼られた常温核融合は、凝縮集系核反応、と名称を変えて、世界中の研究機関・企業で研究が進められている(p130)
・次世代スパコンのすごいのは、さらに高度な処理が可能となる、演算速度が速くなることもあるが、より複雑な計算ができるようなること。神経細胞がシナプス結合して構成される神経回路の全体の規模を100倍複雑化するという意味(p132)
・常温核融合のデメリットは無いだろう、燃料は海水中に豊富に含まれるリチウムからつくることができる重水素で高価なものではない、1回燃料を入れると1年間は動き続ける(p136)
・日本では地中10-15メートルの温度は年中一定しているので、この地中熱を冷暖房に利用することで、エネルギー消費を大きく減らすことができる(p139)
・植物工場で野菜を栽培する場合、30センチ程度の高さで栽培棚を積み上げ可能、稲なら1メートル、100メートルなら田んぼを100段積み上げ可能、建物の中なので、雨風・台風の心配なし、促成栽培可能、遺伝子操作を入れると24期作が可能(p141)
・都市に住みたくなる理由として、1)VRにより娯楽の質、娯楽そのものが変わる、2)若者たちが娯楽をあまり求めない(p148)
・都市部から地方への人の流れが変わるかどうかの基準は、VRで飲み会ができるかどうか。(p149)
・現在はVRの世界に入るのに、VRゴーグルやヘッドセット、スマートフォンが必要だが、技術の進化により、人間の脳に直接働きかけるようになる、ブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)、人間の脳とコンピュータがつながり、コンピュータがハブとなり、別の人間とつながるようになる(p150、190)
・不労の先にあるのは、不老、これにより人類は2つの意味で解放される、1)不老を望めば年を取らずに生きていけるので、無限の時間を手にして有限の時間から解放される、2)有機体である我々の肉体が、他の素材に置き換えられていく、生命科学の4大神秘(生殖、成長、老化、進化)が科学的にコントロールされる(p158)
・国民一人が生きていくために必要なもの、小型常温核融合総合発電装置、家庭向けの植物工場、個人の生産手段となる3Dプリンタ、がすべて支給されるという、BI(ベーシックインカム)の形になるかもしれない(p172)
・近代以前の自給自足にほぼ近い生活ができるとなると、結局はモノやサービスの取引量であるGDPは理論上ゼロになる。(p178)
・外科手術には医師が必要だが、遺伝子治療では、患者の細胞をとって、遺伝子を解析・編集し、体内に戻すという作業ですむ。1日100人単位でできる治療なので、非常に安くできる(p188)
・BBI(ブレインブレインインターフェース)が実現するとコンピュータを介して人と人がつながる、言語を介さずに個々人の感覚をそのまま共有する、新たなコミュニケーションが登場する(p191)
・人の夢を取り出し、画像化する技術もある、人が夜寝ているあいだだけに限らず、頭の中で思い描いているイメージは現在はかなり正確に画像化できる(p202)