・銀行が土曜日の窓口業務を中止したのは、1989年2月から、国家公務員の完全週休二日制を実施したのは1992年5月からである(p9)
・子供社員と、本来のあるべき「おとな社員」を見分ける一番大きな要素は、自分志向か他人指向かである(p40)
・サザエさんの連載が始まったのは昭和21年だが、このころの平均寿命は男女とも50歳代であった、男性の平均年齢が60歳を超えたのは1951年、当時の定年が55歳だから、引退後少しゆっくりするとお迎えがくるといいうイメージ(p63)
・20,30代は我慢して貢献度よりも低い給料で頑張ってきたにも関わらず、貢献度よりも多くもらえるはずの年齢になってみると制度が変わって、その時点での貢献度に見合う給料しかもらえないのは「話が違う」と言いたい。50代になると役職から強制的に外され、給料も下がる。年齢ではなく成果ではなかったのかと言いたくなる(p82)
・役職定年後に新しい職場と役割に適応し、貢献していくためには、あきらめるべき3つ、肩書き・権力・給料である(p92)
・何等かの時代的共通体験が、その世代に属する人々を特徴づける、若年期(10代から20代)にかけて遭遇した歴史的出来事や政治文化という共通体験によるところが大きい(p96)
・バブルが崩壊した1990-1997年にかけて、地価・株価の大幅な下落が続き、土地と株式の資産評価額は1300兆円も下落した、2004年のGDPの2.5倍(p106)
・バブル崩壊前が空前の売り手市場(就職難は1993年4月から)であった、たった1年の違いが大きく明暗を分けた(p107)
・契約は資料だけで決まるほど営業は甘くない、契約が決まるかどうかは品質やコストだけではなく、信頼関係が重要である(p151)
・入社数年という時期に身についた考え方なり、行動様式というものは、職業人生を通して色濃く残り、根本的な違いにはなかなか馴染みづらい(p155)
・バブル入社組の特徴点として、1)コミュニケーション能力が高い、2)根拠なき自信あり、3)会社への依存心強い、4)見栄を張りたがる、この特徴がプラスに働くかマイナスに働くかで、50代以降の職業人生をうまく過ごせるかどうかが決まる(p165、170)
・レジリエンス:逆境力、回復力が注目されるのは、競争社会、ストレス社会、孤立社会であるから、レジリエンスを構成する要素として、感情コントロール・自尊感情・自己効力感・楽観性・人間関係、がある(p195、196)
・50代にもなると、業界知識やPCスキルは陳腐化するだろう、しかし、関係構築力や巻き込み力、本質思考や情報共有力、俯瞰力、バランス感覚等は陳腐化することは無い(p204)