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ジョン・ハンケ世界をめぐる冒険 グーグルアースからイングレス、そしてポケモンGOへ

ジョン・ハンケ世界をめぐる冒険 グーグルアースからイングレス、そしてポケモンGOへの写真

・pushとは、無理やりせっついて人を動かすこと、pullとはメンバーみんなに共通する、高い目的を設定すること。個人の名声や金銭欲求を刺激するよりも、それぞれのメンバーに「自分たちはチームとしてどういう状態になりたいのか」を考えてもらい、納得してもらうことが大事である(p36)

・2002年にKeyholeのサービスを利用する企業は、1アカウント1200ドルかかったが、グーグルに吸収された後は、B to Cのサービスとなり、利用料は30ドル以下、そして2005年にローンチしたグーグルアースは無料で使えるようになった(p45)

・グーグルマップを公開して半年後の2005年8月に、大型ハリケーン「カトリーナ」がメキシコ湾岸を襲った、この時のGeoチームの行動は、pullの重要性を強く思い起こさせた、そして世界初のスマートフォン(初代iPhone:2007.6.29)に搭載された(p46、47、48)

・人々を幸せにする方法は2つある、1)体を動かすこと、2)人と人をつなげること、人間という動物にとっては、人間との関係が最も大切であり、それこそが「イングレス」の根幹にある思想である(p56、69)

・2013年10月には、イングレスは誰でも参加できる、オープンβに移行、11月15日には正式運用となった。今では2000万ダウンロード(p72)

・ナイアンティックの4つの活動指針は、1)世界がゲームの舞台である、2)動いて遊ぶ、3)現実世界の友情をつくる、4)新たな視点から街を見る、これは「イングレス」でも「ポケモンGO」でも共通している(p73)

・イングレスでは、プレーヤーそれぞれが自分の住む町にはどんな文化があるのかを再発見し、現実をもう一度見直すような体験を提供している(p79)

・人間は身近なものを退屈に感じ、同じ道をくりかえし通って慣れてしまうと、どんなに素晴らしい景色もつまらなく思えてくる、イングレスの根本にあるフィロソフィーは、わすれられた空間に人を呼び込み、そのことによって忘れられた空間がまた栄えるように、というもの(p81、95)

・地方政府が独自に「イングレス」を活用しようと動いた事例は、おそらく岩手県が世界ではじめであろう(p99)

・日本のローソンと、2014.11に「イングレス」と提携を発表している(p101)

・2014.7 iOS版リリース以後、日本のイングレス、プレイヤー数はアメリカとほぼ同じになった、人口比を考えると驚異的な数字である(p107)

・もし仮にグーグルが「ポケモンGO」というアプリを申請したなら、ライバル関係にある appleは、リジェクトしたかもしれない。なので、ナイアンティックは、グーグルからの独立を選んだ、なのでApple Storeへの申請時も問題は起こらず、任天堂とも抵抗なく交渉できたのではないか(p136)

・イングレスは2013年12月の正式サービスから、2年以上かけて1400万ダウンロード、ポケモンGOは、1か月で1億3000万ダウンロード(p138)

・ナイアンティックの長所の一つは、日本とのつながりが深いところ、それを活かして、今後も日本人と文化的なコラボを生み出したいと考えている(p159)

・グーグルの目的は、目先の利益を得ることではなく、世界を変えることにある、会社の利益よりもユーザーに貢献することを優先してきた(p163、164)

・若い人に言いたいことは「好きな道を選んでほしい」、人間として満足する道を選ぶ、ということ(p167)