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summary

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事の写真

・この本を読んだ皆様は、もう「〇〇だけ食べていれば健康になれる」といった類の怪しい健康本を購入する気にならなくなるだろう、テレビで健康的な食事に関する番組を見る気がしなくなるかもしれない(p3)

・良い炭水化物とは、玄米・蕎麦のように精製されていない茶色い炭水化物、悪い炭水化物は、白米・うどん・ジャガイモのように精製されている白い炭水化物のことである(p8)

・果物の摂取量が多い人ほど糖尿病のリスクは低いことが明らかになっている、なかでも、ブルーベリー・ブドウ・リンゴ。フルーツジュースは太るものの、果物を食べている人はやせると報告されている(p9)

・この本で推奨されている内容が、近い将来、新しい研究結果によって大幅に変わるとは考えにくい(p13)

・本当に健康に良い(=脳卒中、心筋梗塞、ガンのリスクを下げる)食品は、1)魚、2)野菜と果物(ただし、フルーツジュース及びジャガイモは含まない)、3)茶色い炭水化物、4)オリーブオイル(バター等の飽和脂肪酸は含まない)、5)ナッツ類である。悪いのは、1)赤い肉(牛肉、豚肉、鶏肉は含まない、ハム・ソーセージの加工肉は含まない)、2)白い炭水化物(白米、うどん、パスタ、小麦粉使用した白いパン等)、3)バター、である(p28)

・食事量を減らして我慢させる食事指導よりも、食べる食品を置き換える指導の方がより効果的であると、近年では考えられている(p30)

・最近では、食品が重要なのであって、成分はあまり重要でないとされるようになってきている、果物は果糖を多く含み、太るため避けるように推奨しているものもあるが、これは健康的な食事という観点からは間違いである、食品ではなくて成分にしか着目していないことによって生じる誤解である、成分に着目するのではなく、食品や食生活全般に注目すべきである(p43、45)

・緑黄色野菜の摂取は病気のリスクをさげるものの、そこから抽出されるβカロチンを摂取すると、健康になるどころかリスクを上げてしまう可能性があることがわかった、これらの研究が、健康のためには成分よりも、食品に着目することが重要であることが認識されるようになったきっかけの一つである、健康を維持するためには、特定の野菜を集中的に食べるのではなく、色々な種類の野菜・果物を毎日たくさん食べ続けることが大事(p47、49)

・炭水化物さえ減らせばステーキでも焼肉でも好きなものを食べても良い、という食事療法は明らかに間違っているので、指導者を変えた方が良い。たとえ体重を減らせても、赤い肉を食べれば動脈硬化が進んで脳卒中になりやすくなる(p57)白い炭水化物を減らして、その代わりに野菜・果物を食べる、茶色い炭水化物に置き換えるというアドバイスも正しいものである(p58)

・世界には数多くの食文化があるが、健康に良いという地位が最も確立しているのが、地中海食である。その中心は、オリーブオイル・ナッツ類・魚である、最初に示した5つの健康に良い食品、3つの健康に悪い食品を避ければ、地中海食を食べているのと同様の健康効果が得られる(p63、69)
・含まれる砂糖の量が少ないダークチョコレートは最適のデザートである(p74)

・フルーツジュースは、果糖のみを摂取していることになる、水溶性の食物繊維は含まれるが、不溶性の食物繊維の多くは加工過程で取り除かれる。血糖値が上がって糖尿病のリスクが上昇する可能性がある(p81)

・オーガニック食材は一般食材と比べて、1)栄養価は変わらない、2)残留農薬は若干少ない、3)冬場の肉については食中毒を起こすリスクが高い(p86)

・メインディッシュは何にすべきか、お薦めは「魚」である、しかし1日60グラム以上の魚を食べてもメリットは少なくなる(p90)

・玄米から、胚芽・ぬか(果皮・種皮・でんぷん層)を取り除いたものが白米、全粒粉から、表皮(ふすま)・胚芽を取りの座いたものが、小麦粉である、取り除くことで、食物繊維・その他の栄養成分が取り除かれる(p104)

・残念な結論となるが、日本人が大好きな白米は「少量でも体に悪い」となる(p110)

・日本食には問題点がある、1)炭水化物が多い、2)塩分摂取量が多すぎる(p123)

・塩分とカリウムは逆の働きをする、塩分が血圧を上げるのに対して、カリウムには塩分の体外への排泄を助けることで、血圧を下げる効果がある。カリウムを含む野菜、果物(ほぅれんそう、ニンニク、春菊、蓮根等)は血圧をさげてくれるとされる(p126)

・卵の殻の色と栄養とは何の関係もない、鶏の種類が違うだけ、白い卵も茶色い卵もでも栄養価の面では気にする必要はない(p142)