・世界が分断されていたのは過去の話、世界のほとんどの人は中間にいる、西洋諸国と、そのほかの国々・先進国と途上国、にあった分断はもはや存在しない(p38)
・レベル1(10憶人)とレベル2(30憶人)の所得レベルの境界線は、1日2ドル、レベル3(20憶人)との境界線は8ドル、レベル4(10憶人)との差は32ドルである、レベルアップするたびに一日当たりの所得は倍増する(p45,125)
・分断本能を抑えるには、平均の比較(分布に気を付ける)・極端な数字の比較(分布やその経時変化)・上からの景色、がポイントとる。大半の人がどこにいるか(p51、54、59)
・バブルチャート作成は、無料で使用可能、www.gapminder.org/tools(76)
・頭の中に、悪い・良くなっている、という2つの考え方を同時に持つようにする、良い出来事・ゆっくりとした進歩はニュースになりにくい(p90、94)
・1800年までは、女性は一人当たり6人産んでいたが、平均4人は若くして亡くなったので人口は増えなかった、現在は2人産んで2人とも大人になるので増えない(p112)
・自然災害で亡くなる人が減った理由は、自然が変わったからではなく、ほとんどの人がレベル1の生活から脱出したから、懐が豊かでないと災害には備えられない(p139)
・2015年のネパール地震では、10日間に9000人が亡くなっているが、同じ10日間に汚染された飲み水による下痢が原因で、同じく9000人の子供が世界中で亡くなっている、巨大地震のほうが下痢よりもニュースになりやすい(p143,152)
・恐ろしいと思うことは、リスクがあるように「見える」だけ、危険なことには確実にリスクがある。恐怖と危険は異なる(p158)
・過大視本能を抑えるには、ひとつの数字だけに注目しないこと、比較できるようなほかの数字を探す、割合(一人当たり)のほうが数字の意味を理解しやすい(p169,180,186)
・宗教と女性一人当たりの子供の数は、それほど関係ない、あるのは所得のほう(p226)
・宿命本能を抑えるには、ゆっくりとした変化(小さな進歩)でも変わっていることに意識する、自分の祖父たちの価値観と自分の違いを知る(p237)
・梅毒の呼び名、ロシアではポーランド病、ポーランドではドイツ病、ドイツではフランス病、フランスではイタリア病、イタリアではフランス病(p275)
・スペイン風邪の流行により、世界の平均寿命は33歳から23歳へと、10年も縮まった(p302)