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次のテクノロジーで世界はどう変わるのか (講談社現代新書)

次のテクノロジーで世界はどう変わるのか (講談社現代新書)の写真

・それまで当たり前の存在だった馬車がニューヨーク五番街の道路から消え失せ、大量の車が走るようになった。ここで示される教訓は、1)便利な変化は短期間のうちに劇的に進む、2)劇的な変化は人々が気づかぬうちに静かに進行する(p3)

・これまでの時代は企業が自社で活用するテクノロジーを選んできたが、これからはテクノロジーが企業を選ぶ。そのテクノロジーを使いこなせない企業はほぼ間違いなく淘汰される(p7)

・クラウドは、個人や企業がサーバーやネットワークを保有していなくても、インターネットを通じて必要な時にサーバー機能やネットワーク機能を使えるという技術である、データの保有だけでなく、データ処理までクラウドがサービスとして行っている(p12)

・データを大量・高速に送受信する5G、データを保存・処理するクラウド、データをもとに判断するAI、の3つが組み合わさるトライアングルになることで、最大の効果を発揮できる(p12)

・これからの時代に顧客に提供する価値の源泉は、ハードウェアでもソフトウェアでもなく、データに戻づくサービス、リコメンデーションである(p24)

・グーグル翻訳サイトは2016年に、ニュートラルネットワークを採用したアルゴリズムに変更された、ディープマインドが開発する、ディープラーニングのおかげ。それまでのマシンラーニングはパターン認識していたが、ディープラーニングは、文章構造を認識し、自分で考えながら訳していく(p68、69)

・ポケモンGOは、もともとグーグルマップチームが始めたもの、任天堂はポケモンのキャラクターライセンスを貸与しているのみ(p73)

・2010年にNTTドコモからスマホが発売され、2012年にはスマホの出荷台数がそれまでの、スマホ以外の携帯電話を初めて抜いた(p99)

・現代の第三次AIブームを支えているのは、2006年頃に登場したクラウドコンピューティングによる。大量のデータ処理により、人間が特徴を定義しているマシンラーニング(機械学習)ではなく、人工知能が自ら学習データから特徴を抽出するディープラーニング(深層学習)が実用化される、ポケトークに利用されている(p105,135)

・AIにできないこととは、善悪・倫理の判断である(p108)

・スマートスピーカーは、人の言葉をどの程度認識するかであるが、現時点ではグーグル(グーグルアシスタント)が精度が高い、次いで、アマゾン(アレクサ)、アップル(p120,133)

・これまで、映画>テレビ>ラジオという序列で、出演するタレントにもその序列があった。有料動画はさらにその下、インターネットのユーチューブはその下に位置付けられていた。しかし、その垣根がなくなる。どの媒体、どの番組でも良いものは良いと評価される時代になり、5Gで下剋上が加速する(p174)

・5Gにより、本当の意味での「IoT]を実現し、同時進行中のあらゆる情報をデータ化することでオペレーションを改善するには、同時接続で容量が大きく、低遅延の5G時代にならなければ不可能であった(p177)

・グーグルフォトは、さまざまなデバイスで撮影した写真をすべて統合してくれる。これもクラウドがなければできない機能である(p194)

・クラウドがさらいに進化すると、OSのクラウドが進むだろう、アプリをダウンロード・インストールすることなく、その都度最新の状態でクラウド経由で処理ができるストリーミングサービスが始まっている。OSがクラウド化されると、手元にあるパソコンはログイン機能のみ、あとはすべてストリーミングでアクセスすれば良い。通信機器とモニター、キーボードがあればよい(p196)

・金融機関はもはや独立して存在できなくなるかもしれない、1)グーグルとシティバンク、2)アマゾンとJPモルガン、3)アップルとゴールドマンサックス、アメリカではFAANG+Mと大銀行との業務提携が少しずつ進んでいる(p215)

・世界ではデフォルトなのに、日本にはまだ入っていないテクノロジーは、乗り捨て可能な電動キックボード(スクーター)である(p228)

・これからのビジネスパーソンは、プログラミング・データ・英語・ファイナンス(金融財政)に関する知識を身に着ける必要がある(p232)

2020年4月5月日作成