・60歳からの人生は、やめることで見えてくるものがある、ということを伝えたい。やめることで、1)しがらみから楽になる、2)精神的にも経済的にも楽になる、3)本当に必要なものが見えてくる、4)幸せになる(p9)
・肩書きが外れるとは、みなが机を並べて小学校生活をスタートされたようなもの(p26)
・65さいから30年間無職世帯で年金以外の収入がない場合、毎月5万5千円足りなくなる、その場合は働けば良い。また95歳まで本当に生きるのか、20年の場合には、不足額は1980万円から1320万円となる。(p29)
・ウォーキングはかつては脂肪燃焼には30分以上歩かないと効果がないと言われていたが、最近では10−15分程度の軽いウォーキングを何回に行う方が身体によいと変わってきた(p34)
・体力が必要なことは、それができる時間とお金が作れるのであれば、早くやった方が良い。65歳までの5年間が安心して楽しめる時期である、60歳の人生も箱根駅伝と同じで最後のほうで逆転するのは難しい、60歳から先行逃げ切りが良い、体力も投資も65歳までにやるべき(p42、44)
・親として子供に対する責任は、成人するまで、もしくは学生の間だけと割り切った方が良い。そのタイミングで自分を解放してあげる(p58)
・身内が介護者だと介護される方もわがままになり関係が悪くなるので、任せられるところは介護のプロに任せるべき(p61)
・忘れるとは、脳から情報がなくなったのではなくて、情報を引き出すためのネットワークのつながりが切れて検索できなくなっている状態をいう、そのため、ネットワークを作りやすい情報は記憶として定着しやすく、他の情報とのつながりを持ちにくい情報は定着しにくい(p84)
・自分のことが嫌いだったら幸せな人生は送れない、60歳からの人生では誰かの願望を満たすための「いい人」であろうとするのはやめて、自分の幸せのために生きたいものである(p91)
・60歳からの人生では、溜め込むのをやめて、できるだけ身軽になったほうがよい、思い切って捨ててみるとすっきりして気持ちいい(p97)
・過ぎてしまった時間は変えることができないので、マイナスに捉えてもいいことは何もない。過去はどうあろうが、自分に都合よく考えたほうが、この先の人生をプラスに展開できる、過去をプラスにとらえる訓練として、昔の楽しい写真を見ながら思い出に浸る方法がある、過去は反省するのではなく、プラス思考に生かす(p146、148)
・アンガーマネージメントでは、マイナスの感情が起きてから身体を守ろうとして全身を緊張させたりホルモンを放出したりして臨戦態勢を作る「6秒間」をやり過ごすことが大事、そのために自分を落ち着かせる言葉は、1)まあ、いいか、2)それがどうした、3)人それぞれ(p165)
・日本人の「生きがい」を示すベン図として、1)好きなこと、2)得意なこと、3)世の中のニーズ=人の役に立つこと、であり、その共通部分に、生きがいがある、それに加えて「他人に迷惑をかけない」を加えたのが筆者(弘兼流)である(p179、185)
・自分以外の誰かを一人でも多く幸せにする、これが60歳からの人生では大事(p180)