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summary

親不孝介護 距離を取るからうまくいく

親不孝介護 距離を取るからうまくいくの写真

・親が認知症でないかと思った場合、まずは地域包括支援センターに相談するのが得策である、そこでは近所にどの病院にどんな医師がいて、どんな活動をしているかという情報があるから。信頼できる病院を包括センターに紹介してもらい、素早く診断を受けるのが正解である(p25)

・包括センターにとって、状況が悪化するだけ悪化してから支援を求められるよりも、問題がない時点から相談してくれる方がずっとマシである)p42)

・(1章まとめ)介護は治療ではなく撤退戦という意識を持つ、堂々と公的支援をうけるとハラを据える、親を担当する包括センターを探して相談をしておく(p53)

・子供が自ら説得するのが難しそうなら、第三者、専門家に間に入ってもらう、のが実に効果的である。親子だとどうしても生じる甘えが「よその人」や「先生」相手だと消える(p61)

・介護は異常事態ではなく日常であって、本人が緩やかに衰えていくのを支えていくプロセスである、長いこと会っていないのに頻度を増やしたら親の衰えをにショックを受ける回数が増えてお互いにストレスとなる(p87)やってはいけないのは、親のそばで暮らして自分で介護をしようとすること、親の介護は、自分はマネジメントに極力徹して、例えばおむつ交換などのオペレーションには関わらない、これが基本である(p88)

・(2章まとめ)老いた親を見ていればイラつくのは当たり前と知っておく、近くにいることは親孝行の必要条件ではない、親孝行が呪いにもなることを肝に銘じておく(p96)

・介護認定申請は、介護保険証が必要である。年金手帳や健康保険証と違って普段は用がないものなのでしまい込んでいることもある。(p106)

・本人は認知症のような状態が現れていることを一生懸命に隠そうとする、調査員が帰る前にお母様には見えない、聞こえないところで直に調査員の方に状況を伝える方が良い(p116)

・介護保険の申請が認められると、介護サービスが利用できる。1)認定申請書と介護保険証を窓口に提出、2)訪問調査と主治医が意見書を提出、認定結果が通知、3)ケアマネジャーを探してケアプランを作成、4)介護サービスの利用開始(p125)ほとんど包括が代理で行ってくれる(p126)

・(3章まとめ)1)申請の代行を活用して仕事を休まず介護保険の申請、2)認定調査の時は立ち会う、3)自分は親の介護の経営者であると自覚すル(p144)

(4章まとめ)1)理想の生活態度を親に押し付けない、2)予想外の連続が介護、完全完璧を求めない、3)トラブルは起きる時は起きると大きく構える(p184)

・介護保険を調べるときの意識や視点は、自分の親は使わないかもしれない制度の詳しい内容に奥よりも、利用者となる自分の親に置くべきである。自分の親に合う介護サービスにはどういったものがあるかを様々な介護サービスの知識を持っているプロに尋ねて情報を聞き出して検討することに集中すべき(p211)

・老人ホームの選び方、1)すぐ入居可能、残り1室と言ってくる施設は基本 NG、2)見学は昼食の時間、3)職員の離職率を調べる(介護サービス情報公表システム)(p228)4)月額料金は総額を聞く、5)看取りケアをやっているかを確認(p217)そして、入居する親が求めているものと合っているかが重要である(p226)

(5章まとめ)1)介護の制度を完璧に理解する必要なし、2)親が入る施設を探すために最も重要なのは「時間」早めに包括に相談する、3)親への罪悪感から高い施設を選ぶなかれ(p232)

・短期記憶を試されない会話をする、その方がもうすでに習得されていることで、ストレスなく流暢にお話しできることを話題にする。いい記憶と結びついていることが多いので(p258)

(6章まとめ)1)介護のサービスと「おもてなし」は異なる、2)辛ければ会いに行かない、方が実は親にも優しい、3)人はいずれ死ぬという事実から逃げない覚悟(p266)

・親御さんの「人としての幸せ」を知るヒントをたくさん知っているのは家族しかいないので、時間があるうちに教えて欲しい(p277)

・認知症に向かっている医師いわく、「認知症になったらどうしよう」と怖がるよりも、「なる前にやりたいことってなんだろう」と考えるようになった(p280)

・努力→成果、失敗→自己責任の、仕事なら当然の考え方でやっていたら、あまりの整合性のなさにヘトヘトになってしまう(p284)介護では他の人の例はあまり参考にならないし、してはならないことが多い(p285)親の介護にあたって「できること」「やりたいこと」をちゃんと捕らえている方は、仕事もうまく回している(p291)

(7章まとめ)1)介護が苦しく感じたら成果主義で考えていないかを疑う、2)自分を支配している価値観はどこから来たのかを探る、3)自分なりの自己覚知(何をしていたら楽しいか、穏やかになるかを思い出す)にトライする(p292)

(8章まとめ)1)親の介護って大変すぎるよね、と言われたら、苦労を聞いてあげて介護に公の介入を仰ぐのは当然だよねと伝える、2)親を近くに住まわせようと思っていると言われたら、距離をとることが大事であることを伝える、3)仕事をやめて親の介護したいと言われたら、プロでさえ自分の親の介護はできない、仕事で頑張っている自分を見せるのが親孝行であることを伝える(p318)

・これから10年間、どういう風に生きていきたいかのイメージを親に聞くことを繰り返す、それを引き出すには「まず自分の10年間のイメージを作っておく」(p331)

(9章まとめ)1)親と距離を取ることに罪悪感を持つ必要なし、2)親に困ってもらうことを恐れてはいけない、3)親と自分は別の個人だと認識しておく(p335)

2023年6月10日読了