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SDGsの大嘘 (宝島社新書)

SDGsの大嘘 (宝島社新書)の写真

・持続可能であるということは、そこで開発は止まるのが普通だし、その逆に開発を続けている限りは、持続可能という状態にはならない。持続可能でありながら、開発をずっと続けていくことなんてあり得ない(p19)資源争奪戦争を回避する究極の方途はただ一つしかない、SDG風に気取った形で言えば「みんなで協力して人口を減らそう」人を殺すのではなく、世界規模で出生率を下げること(p26)

・再生可能エネルギーというのは、実は太陽エネルギーの奪い合いという厳しい現実は、太陽に依存しない核融合などの画期的な絵nエネルギー技術が開発されない限り変わることはない(p28)

・79億人の人口を今の穀物量(27億トンの生産・消費)で割ると、一人当たり年間消費量は340キロ、日本人の消費量は年間154キロなので、およそ2.2倍の余裕がある、この数字を見れば「飢餓をなくそう」という目標は簡単に達成できるはずだが、現実はそうなっていないのは、流通の問題もあるが、世界のほとんどの国で肉食が広がっていることも大きい(p35)飼料変換効率は、牛1キロの肉を作るのに、資料は11キロ、豚は7キロ、鳥は4キロ、養殖魚は3キロ、コオロギは2キロである。高級和牛の場合、20キロである(p36)

・世界の漁獲高が延びているのは農業と同じで効率化が飛躍的に進んでいるから、しかし増えた量のほとんどは「養殖」であって、自然環境の中で取れている水産資源は33年間ほとんど横ばいである(p38)しかし日本は世界でも珍しく養殖よりも漁業(75%)が多い、漁獲量が減少していることは、船を出すような漁業で魚が取れなくなっているから(p43)

・西側諸国のグローバル資本市議を食い止める方法として授けれれるアドバイトしては、「AI」と「ベーシックインカム」の活用である、AIの活用により、大量の労働者が職を失って無収入なり、働かなくてもいい社会が徐々に実現していく。全ての人の生活を一定水準までは保証するという「ベーシックインカム」である。(p56)

・資源をあまり持たないEUは、エネルギーを買うしかないので様々な製品やサービスコストが高くなる、そうなると安いものを世界にたくさん売っていくグローバル競争には不利なので、「脱水素キャンペーン」をぶち上げて、これをひっくり返そうとしている。SDGが胡散臭く感じられるのは、米露中よりもエネルギー競争で優位に立ちたいという、EU、イギリスの思惑が滲み出ているから(p77)

・一度ソーラーパネルを設定した土地を再び農地として使うことはかなり難しい、太陽エネルギーが届かないので、微生物にも悪影響があり農作物を育てる栄養素もなくなる(p87)

・地球は化石燃料起源のCO2の排出により温暖化している、というストーリーに基づいた未来予測は、これまでほぼ全てが外れている。2020年までに地球の平均気温は3度上昇する(1987年)としたが、実際は0.5度、キリマンジェロの雪は2020年までに消滅と言っていたが、まだ消滅していない等(p94)

・CO2濃度よりも太陽の黒点数の方が気候変動の原因として大きい、火山の爆発により亜硫酸ガスがでて寒冷化に進むことが忘れられている、フィリピン、ヒナツボ火山による大噴火で、日本も1993年の夏は冷夏となった(p97)

・コロナを季節性インフルエンザと同等の「5類」の引き下げるべき意見に対して、専門家や病院が猛反対している。2塁相当の方が国から色々な金をもらえるから(p127)

・江戸は上水道もかなり整備されていた、神田・玉川・本所・青山・三田・千川上水という「江戸の6上水」が建設され、それが届いていない下町や海の近くでは井戸が掘られていたり、水売りがいたりした(p166)

・江戸時代当時最先端のSDG都市がなぜ日本より自然科学が進んでいた欧州では実現できなかったのか、最も大きい原因は、江戸の人々が肉食ではなかった、ということ(p168)サステイナブルな社会を実現できるか否かは「CO2を出さない」というような問題ではなく、肉食かどうかということがかなり重要である(p170)

2023年12月23日読了