・英語がほとんど通じないのは、中国、インドネシア、ブラジルなど、人口が多く国内需要でビジネスが成り立つ、つまり外国語を覚える必要のない国だったりする、日本もそうした国であったが、人口の減少のため、フランス・韓国のように海外の市場も得ていかないといけない段階に来ている(p24)
・日本は立派なインフラが整っているのにビジネスの効率が悪い、海外諸国に比べて日本人の働き方そのものが非効率である。2008年までの日本は人口が増加していたので生産性が低くても国全体としては高い生産額を維持できていたが、それ以降は人口が減り続けているので生産額も減って競争力低下につながっている(p33)
・僕らが生涯に手にできる報酬は、能力よりも「何をやったか」「どこで始めたか」で決まるといって良い(p69)
・最低賃金を上げるリスク、1)人件費に圧迫されて店が潰れる、2)人間に代わる機械の導入が進む(p85)
・今の働き方改革は、あまり働きたくない人を幸せにするだけのものになっている、一人一人が自分で働き方を選べる方がいいのではないか(p94)
・両親が健在で経済的に恵まれた子供は成人しても裕福で、親が離婚したりして経済的に苦労した子供は、ほとんどが貧困層から抜け出すことはできないのが、30年間の追跡結果からわかった。アメリカボルチモア在住の800人の対象者のうち、例外としては、大学学位を得たのが28人、高い収入を得られるようになったのが33人であった(p108)
・39歳以下の若者が全員投票しても、40代以上が40%投票すればその数を簡単に抜いてしまう(p195)
・5197万世帯の年間平均所得は552万円、中央値は437万円、各分布を見ると200−300万円未満が最も多い。平均所得以下が61%ある(p225)なんとかギリギリ子供二人を大学に通わせるには、最低でも年収850万円は必要である(p226)