・本書は頭の良い人が考えていることを要約したものではなく、頭の良い人になるためのプログラムである。1部はマインドの部、知性と信頼をもたらせてくれる黄金法則7つ、二部は頭のいい人になるための思考の深め方=フォームの改善の部である(p25)
・話す前の考え方を変えれば、自然とその人にあった話し方で自分の言葉で話すことができる、自分の言葉で話せる様になると、話し方で悩むことがなくなる、何を話すべきかがハッキリする(p27)
・話す前にちゃんと考える、ということは感情に任せて反応するのではなく、冷静になることである(p48)怒っているときは、人間の脳が悪くなる瞬間であり、冷静になって思考力を回復する、つまり頭をよくする時間に6秒必要となる(p52)
・頭の良さは他人が決めるという前提に立ち「他者がどのように思うか」を意識することこそ、知的で慕われる人が持つマインドの基本であり、思考を質を高めるために最も大切なことである(p61)相手の要求から考える、つまり相手が何を求めているのか?を常に想像しながら生活すること(p65)
・論理的思考が大事なのは、立場も価値観も違う他人と考えを共有するため(p67)
・賢いふりをしようとすると、最初に発言するより他の人の話を聞いてから発言した方がいいと判断するでしょう、ただ評価されたのは最初に発言した若者であった(p78)
・なぜ「好きな色」を素直に答えたら不機嫌になったのか、答えは「私のことをちゃんと考えてくれていない気がしたから」、私のことをちゃんと考えてくれている、という心情になった時、また話したいと思うはず(p85)
・頭のいい人は、議論の勝ち負けではなく、議論の奥にある本質的な議題を見極めようとする(p92)信頼が生まれるのは、プレゼンがうまくできた瞬間ではなく、プレゼン後の双方向のコミュニケーションによって生まれる(p98)
・知識は披露するのではなく、誰かのために使って初めて「知性」となる(p111)
・第1部のまとめ7つの黄金法則、1)とにかく反応するな、2)頭の良さは他人が決める、3)人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する、4)人と闘うな、課題と闘え、5)伝わらないのは話し方ではなく、考えが足りないせい、6)知識は誰かのために使って初めて知性となる、7)承認欲求を満たす側に回れ(p127)
・話が浅い人の特徴、1)根拠が薄い、2)言葉の「意味・定義」をよく考えずに使う、3)成り立ちを知らない(p137)
・ネットで検索するとき、検索用語に続けてスペースを入れて、【site:.go.jp】を入れると、対象となるサイト(政府系)のみが表示される(p149)
・結論から言え、とは本質的には自分がしたい話ではなく、相手が聞きたい話を最初にしろ、ということ(p197)
・事実と意見を区別して話せない人は「仕事ができない人:と見なされる、行動の内容を聞いているのに「頑張りました」と気持ちを答えてしまうような質問に正確に答えられない人、事実と意見を区別して話せない人は真っ先に面接で落とされる(p208)事実とは、証明可能なもの、意見とは、自ら判断を下したもの(p213)
・知的で慕われている人の聞く態度、1)肯定も否定もしない、2)相手を評価しない、3)意見を安易に言わない、4)話が途切れたら、むしろ沈黙する、5)相手の好奇心を総動員する(p235)「相手の話を整理する」とは、相手の話から余分な情報を捨てて、判断に必要な情報だけを残してあげる行為である(p240)
・誰かに相談して「スッキリ」するのは、言語化されていなかった思いが明確になったから、もやもやしている状態では行動に移すことができないので苦しい(p252)
・米国政府が公開している構造化面設のマニュアルによると、導入2種類・深堀3種類のみ、1)過去に行った行動「直面した状況にどう対応したか」2)仮定の状況判断に基づく質問:仮にこのような状況に置かれたとしたらどうするか、深堀3種類、3)状況に関する質問:その時どの様な状況でしたか、4)行動に関する質問:何をしたか、5)成果に関する質問:行動の結果、どのような変化があったか、現場での反発はあったか(p263)
・コミュニケーションの主体は相手にある、相手に聞かれてもいないのに、自分の話をしてしまうのは、頭の良い人ではありません(p265)
・質問の質は、質問する前に「仮説をどれだけ立てられるかどうか」で決まる(p273)
・教わり上手の人の質問の仕方、1)一度に一つのことしか聞かない、2)目的を知らせる、3)要素分解して具体的に聞く、4)今までやったことを細大漏らさず伝える(p281)
・とりあえず電話を嫌うのは「言語化する」というコミュニケーションにおける大きなコストを、目の前の作業を中断して相手のために支払わないといけないから(p289)
・思考の質は言語化の質を決める、言語化の質はアウトプットの質を決める、アウトプットの質が高ければ、人の心を動かす、人の心を動かせば行動につながる(p296)
・言語化を習慣にする方法、1)ネーミングにとことんこだわる、思考の出発点だから、2)やばい、エモい、すごい、を使わない、3)読書ノート、ノウハウメモを作る(p317)
2023年7月14日読了