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医者が飲まない薬 誰も言えなかった「真実」 (宝島社新書)

医者が飲まない薬 誰も言えなかった「真実」 (宝島社新書)の写真

・この本のポイント、1)新しい薬(ワクチン含む)には飛び付かず、様子を見る、2)薬(コロナ含む)に期待するよりも、まずは免疫力・回復力を高める、3)薬はゼロが理想、優先順位の低い薬から減らす、4)血圧・血糖値の基準値に囚われず、体の状態に応じて薬を調節する、5)むやみに薬に頼るよりも、生活環境・人間関係・家族関係を見直す(p6)

・治療必要数(NNT)とは、何人にその医療介入をすれば1人が病気から救われるかの数字、100人に10人発症する病気が、薬を飲んで5人に減ったとすると、低減効果は50%(=相対リスク減少率)しかし、NNTは(100➗(10-5))=20人で、20人が飲めば1人が救われることになり、5%(絶対リスク減少率)となる。効果が小さく見えるNNTや絶対リスクは使いたがらない(p23)

・薬は5種類まで、6種類以上飲むと有害事象が出やすい(p34)

・現在、最高血圧は140mmHgまでが基準値でそれ以上は高血圧とされているが、以前は「90プラス年齢まではOK」と言われていた(p37)

・ドネベジルをはじめとする認知症治療薬は、怒りやすくなるとか興奮しやすくなるという副作用がある(p43)睡眠薬、抗精神病薬(デパス:エチゾラム)ベンゾジアぜピン系も睡眠導入剤として使われている(p45)1型糖尿病の人にとってインスリンはまさしく必須の薬である(p67)

・国民の7−8割がワクチンを打てば集団免疫ができると言われていたのに、収束どころか7波となって国内では世界最多の陽性者数を記録した(p73)

・患者さんの体力が維持できていればウイルスは勝手に減っていく、その初期の間にどれだけその人の体力を維持させるかが大事である。具体的には高熱があるときにはロキソプロフェン、咳が出ていれば咳をとめる薬など(p80)

・ラゲブリオは2021年12月に特例承認された新型コロナウイルスの感染症治療薬、22年9月から一般の医薬品と同じ扱いで流通する様になった(p83)

・未接種の人が重症化しているわけではない、悪くなっているのは高齢者ばかり、高齢者の未接種者と接種者を比べたら、断然接種している人の方が悪くなっている(p96)

・ワクチンとはコロナ感染を疑似体験させるわけだから、人為的に何度も感染させる様なことをやって、その結果平時に比べておかしくなった症状については、やはりワクチンが絡んでいると考えるのが自然である(p115)

・2021年の死因1位はがん:26.5%、2位は心疾患:14.9、コロナは1.2%で10位にも入っていない(p127)

・フレイルとは加齢により心身や認知機能が衰えてしまった状態、1)体重減少(年間5キロ以上)、2)疲れやすい、3)歩行速度の低下、4)握力低下、5)身体活動量の低下で判断される(p131)

・かかりつけ医を一元化しないと薬は増える一方、医療情報や介護情報については一元化すべき(p143)

・スタチンは75歳になったらやめるべき、筋肉損傷の副作用がある(p156)後期高齢者の血統管理は「放置」薬が聞きすぎた場合の低血糖の方が危ない(p161)食べ過ぎ、間食はよくない(p169)

・糖尿病でない人の方が圧倒的にアルツハイマー病が多いという結果であった、脳というのは、糖が多い方がアルツハイマーになりにくい(p190)

・インフルエンザが流行りそうな時があれば、「十分な栄養やビタミンCを摂りましょう」「暖かくして睡眠を取りましょう」と言った免疫を上げる啓発活動をしていたのに、コロナの時はそれを一切しないで、ワクチン一本槍で戦おうとした。そこに日本の感染症学者のレベルの低さが表れている(p219)

・ベンゾ系の睡眠薬、抗不安薬を減らしていくと患者さんの状態がだいぶ違ってきた、年をとれば取るほど肝機能も腎機能も落ちるので、薬を減らしていかないと薬の成分が徐々に体に溜まって「効きすぎ」の状態になる(p222)

・隠れコロナが増えたから死者が増えたのではなく、高齢者が多いから増えた。90歳以上が260万人、要介護5が60万人いる、つまり風邪をひいても死ぬ人がそれくらいいる、コロナ感染率が高くなれば死ぬ人が増えるのは当たり前(p227)

・日本人の平均寿命が60歳を超えたのは1951年で、それまでは人生50年であった、日本人の置かれている環境が変わったので、薬に対する意識も変わってほしい(p236)

・多くの人にとって70代はアクティブに動ける最後の年代である、だからその人たちに元気になってもらって楽しくお金を使ってもらって経済を回していくべき(p240)

・抗うつ薬を飲み出すと、やめれなくなる。SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)やSNRI(セロトニン、ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)は飲み続けると離脱しにくくなる(p284)

・1980年代に製薬会社の大改革があった、この病気のためにこういう薬を作ろう、ではなく「この化合物は何に使えるだろうか」という視点で研究を始める様になった(p289)

2023年8月3日読了