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それってパクリじゃないですか? 〜新米知的財産部員のお仕事〜 (集英社オレンジ文庫)

それってパクリじゃないですか? 〜新米知的財産部員のお仕事〜 (集英社オレンジ文庫)の写真

・特許出願の流れ、まずは技術者と知財部が、その辺りを特許にするか、どんな書き方でいくかを擦り合わせる、事実を記す文章にも戦略は必要である。論文にしろ特許にしろ、魅せ方で勝負は決まる。その戦略をもとに、外部の弁理士が特許明細書を作成する。漫画に喩えると、実際に書く外部弁理士が作画担当の漫画家、筋道を立てて監督する知財部が原作者という感じである。(p92)

・発売後の製品を分析したって無駄である、成分分析では混ぜる順番なんて解析できない、なので特許にせず、どこにも出さず、営業秘密にしてしまう戦略もある(p134)

・創作の世界は模倣の繰り返しで豊かになる、だからこそパロディに寛容な文化が生まれた。特許の内容が公開されるのは、既存技術を糧にした改良、いわばパロディを推奨して、世の技術を前進させるためだ(p160)

・相手の会社が善良だとか、悪意はないとか、工夫されているとか、以下しているとか。全部関係ない、1つの商標に乗っている重み、莫大な人々の汗と涙の結晶がある(p163)

・まともな人間ならきちんと現状を整理してからアドバイスする、契約内容を知らないなら黙っているはず。詳細も把握せずに結論を出している人間なんて当てにならない(p201)

2023年5月21日読了